藤井宏樹
ふじい ひろき/合唱指揮者
山梨県出身。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。声楽を畑中良輔、中村義春、近藤礼子の諸氏に、指揮法を黒岩英臣氏に師事。
現在、全11団体(アカシア・コーラス、あやのね、合唱団ゆうか、クール・オルタンシア、クーネル・コエンデン、甲府女声合唱団「コーロ・リリカ」、女声アンサンブルJuri、はるか、ますほチェンバー・クワイア、メンネルコール広友会、山梨大学合唱団)を有する《樹の会》、Ensemble PVDの音楽監督を務めるほか、合唱団「弥彦」の講師としても活躍している。
全日本合唱コンクールでは合唱団ゆうか、女声アンサンブルJuri、山梨大学合唱団を率いて12回の金賞を受賞するほか、スペイン・トロサ国際合唱コンクール('98・合唱団ゆうか)では、総合2位(ポリフォニー部門:第2位、フォルクローレ部門:第1位、観客賞:第2位)を、イタリア・アレッツォ国際合唱コンクール('99・女声アンサンブルJuri)では、等声部門において第2位を受賞する。
近年ではコンクールの審査員や、各地で行われる合唱講習会の講師、現代作曲家への委嘱活動、各種コンサートの企画も積極的に行っている。特に1999年からは東京文化会館主催の「上野の森コーラスパーク」の実行委員を連続して務めるほか、2000年には(財)山口県文化振興財団と秋吉台国際芸術村主催の「秋吉台の夏with秋吉台芸術アカデミー2000:音楽 新世紀の協演−創造する空間−」の企画に、ピアニスト清水和音、作曲家鈴木輝昭の両氏とともに携わり、そのコンサートでは女声アンサンブルJuriを率いて清水氏との共演を果たし、好評を博した。
また、2001年には、合唱団ゆうかとともにラトビア室内合唱フェスティバルに招待された。
現在、JCDA日本合唱指揮者協会会員。21世紀の合唱を考える会合唱人集団「音楽樹」幹事。